超簡単!KEMPERでIR(Impulse Response)データを読み込ませる方法
更新日:3月7日

どうも!霧切酢です!!
「KEMPERの音をよくしてみたい!」
「IRデータを使ってみたい」
「IRデータとは?」
そんな疑問にお答え!
少し前まではちょっと面倒だったのですが
今では超簡単に!!
ギターの音作りをお手軽に、更に凝ってみましょう!
そもそもIRデータって?
正式名称
Impulse Response
一言で言ってしまえば
アンプのキャビ部分のデータ
って認識でOK!

これを使って
アンプヘッドはそのままにキャビ部分を変えようぜ!
てこと!!
機械で設計されたアンプシミュレーターとは違い
IRは実機を鳴らしてデータ化しています
その分、アンプシミュレーターよりも音がリアルなんですね!
データによって
どんなキャビを使ったか
マイクの種類・マイキングの仕方
などが異なっていますので
ここを変えるだけで一気に音が変わります!!
必要なもの
1. IRデータ
まずはこれがないと始まりません😅
基本的にIRデータを作っているメーカーから購入することで
手に入れることが出来ます
中には
Audio Assault のように
無料版を配布しているメーカーもあります
無料配布リンク
↓
いきなり製品の購入に戸惑われる方は
こういったものから試してみるのをお勧めします!
2. RIG MANAGER
KEMPERを使う上で欠かせないこのソフト!
以前ご紹介したこれですね

まだこれを持っていない方は
KEMPERのサイトからダウンロードしておきましょー!
RIG MANAGERダウンロードリンク
↓
これを使うことで
めっちゃお手軽にIRデータを読み込ませることが出来ます!
IRの読み込ませ方!
1. まずはRIG MANAGERを起動!

2. 次にIRデータの入ったファイルを開きます


使用するデジタルアンプ毎に
分けられていますが
正直どれ使っても行けます

開くとこのように
ズラ~っとデータが出てきます
見て分かるように
IRデータは全てwavデータなんですね!
3. データを「Cabinet」にドラッグ&ドロップ!
このズラ~っと出てきたwavデータをドラッグして・・・

写真の「Cabinet」の所にドロップすれば完了!!
とっても簡単ですね!!
IRデータの特性によって
いい意味でも悪い意味でもギターの音が変わってきます
相性のいいデータを探してみましょー!😎✨
実際に使ってみた
聴いた方が早い!!
実際にどのような効果があるのか
IRデータを使ってみました!

音の変化が分かりやすいように
最初からキャビネットがないRigを選択します
"ENGL-Savage mk1 modTH"
このままだとこんな感じの音ですね
音が固い! カッチカチ!!🥶🥶
流石にこれをそのまま使うわけにはいきませんね😅
この音を先程の手順でIRデータを読み込みます
使うデータはご紹介した
Audio Assaultの無料配布データ!
それがこちら!
いかがでしょうか?
最初に比べると一気に生アンプっぽさが出てきましたね!
この無料版でもかなりのデータ量があるので
お好みの音色に選ぶことが出来ます!
ジャンルに合わせて色々試してみましょう!!
その他の使い方
今回は直接KEMPERのキャビにIRデータを読み込ませましたが
Pluginエフェクトを使うことで後付けで
IRデータをインサートすることも出来ます!!
音色を後からいじれますので
一旦キャビを外してから後で音作りする
という手法もありだと思います
有名所ですと
・Redwirez : mixIR3
海外でも使用者の多いプラグイン
ギターに限らずベースのIRデータも販売している