曲作り、録音で使うギターを選ぶ基準
- 霧切酢

- 3 日前
- 読了時間: 3分

色々あるけど
前回の記事とも共通する話なのですが
今回は録音で必要となってくる
ギターの要素
これについて書いてみたいと思います
ギターの価格が上がってくる
理由でもあったりしますからね
ノイズ処理
ピッチの安定感
弾きやすさ
帯域のレンジ
ザッと挙げてみるとこんな感じです
アンサンブルが破綻しない音
こういった所に力が注がれてる感じ
仕事とかで好まれるメーカーも
ここが安定しているものが多いと思います
こういった部分の安定感が
10万円を超えたあたりから出てくる感じ
30万円付近になれば
大体はOKな個体がほとんどだと思います
とはいえ、一応上記4点の要素を
無視しても録音は可能ですし
曲を作り上げることもできます
激安ベースで録音してみた動画
多分実際には15,000円くらいだったと思う
じゃあこれらの要素を軽視すると
どうなってしまうのか?
ミックスでめっちゃ困る
そして
音源の可能性が狭まる
こういった演奏者の事情とは
別のところで出てきたりします
(弾きやすさの要素以外でってことで)
まず基本的な考え方として
録音って後から音を誤魔化したり
整えることはできても
音質自体を上げるのは
不可能なんです
よく勘違いされがちなんですけど
ミックスで音が良くなるというのは
音質そのものを挙げているのではなく
音を整えたからよく聞こえる
こっちの方が正しい場合が多いです
だから高音質を求めるなら
元から高音質でないとダメなんです
ピッチは言わずもがな
ノイズが多すぎれば
ノイズ除去のために音が劣化し
帯域が狭ければ音が抜けて来ない
「帯域だって後からカットするじゃん!」
みたいな意見もありますけど
曲やアンサンブルによって
カットする箇所は異なります
つまり
本来残したい帯域が存在しなくて
不要な帯域ばかり出ている
こんなことにも普通にあるわけです
そして先に言った通り
音質は後から誤魔化せても
上げることは出来ない
だから存在しない帯域を
後からEQで持ち上げようにも
限界があるというわけです
だからこそ
ある程度の金額のギターは
必要だよってことですね
参考資料として
上に貼った動画のベースパートを
EHB5に差し替えた動画を貼っておきす
若干フレーズが異なっていることには
ご容赦いただきたい(笑
でも
なんとなく私が言ってることが
わかってくれっるかなと思います
なんというか2万円のベースの方が
スカスカしてて頼りないですよね?
しかもこのデモ音源はかな〜りラフなので
もっとしっかり作り込めば
普通にベースはパワー負けします
もちろん好みの範囲かもしれませんが
こう言った要素をなくすために
楽器の値段は上がっている
そのことを知っていただければ
色々と腑に落ちるかもしれませんね








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