日本における編曲の扱いについて
- 霧切酢
- 2月5日
- 読了時間: 2分

実はウエイトがデカい分野
ふと先日Xのポストにて目にした内容で
『日本における編曲の扱い、認識』
これが低いのではないか?
みたいな旨の内容がありました
自分もこれは何度か思ったことはありまして
一種の音楽業界の闇?だな〜と(笑
そもそも編曲と言われても
一般の人には何のことはわからないですからね!
編曲というのは
ものすご〜くざっくり言いますと
メロディパート以外の演奏全般
みたいな認識でOKです
尤も、さらに厳密に言えば
メロディの原案を清書する行為も
編曲に該当するので
実質楽曲制作全般をさしてたりします
(場合によっては簡単なコード進行を
考えるのも作曲に含む人もいるみたいです)
多分全くここら辺の事情を知らない人からすれば
作曲がこれらの行為にあたると
思ってる人も少なくないでしょう
しかし、実際のところ作曲というのは
法律の観点から見てみると
鼻歌で歌パートを部分的にでも歌えば
それで作曲とみなされます

なので、ぶっちゃけたこと言っちゃいますと
音楽の知識、能力値が0であったとしても
作曲者と名乗ることは誰でも出来ます
これはよくあるメジャーの曲で
使われている手法なんですけど
アイドルや芸人が作詞作曲担当!
みたいな触れ込みの曲って
一部分だけ適当に鼻歌で歌ったものを
他の作業全部プロに丸投げ
みたいなことで名乗ってたりします
権利的にそう名乗ることができますからね!
例え譜面的にメチャクチャでも
音程がスケールになってなくともです
そのメロディをちゃんとしたものに修正したり
伴奏などを詰めるのは
全て編曲に該当します
よ〜くクレジットとか見てみると
「編曲」が省かれてるケースは
大体このパターン
しかし、こういった事情を
知らない人からすると
作曲=曲(全般)を作る
みたいにイメージしちゃって
変に神格化しちゃう人も出てきたりします
まあ学校で習いませんしね!
こう言った事情があるので余計に
編曲って軽く見られてしまうのかな?
なんて思ってしまいますね〜
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