楽曲制作において重要度が高いのが
編曲(アレンジ)!
一般的にイメージする作曲の作業の
大半は編曲に該当してたりします
どのくらいのレベルまで出来ればいいのか?
どのくらいから通用するようになるのか
考えてみました!
編曲には上限がない
編曲の技術は作曲と異なり
これといった上限がありません
編曲の基礎はありますが
結果的にはアイデア方面の技術
ジャンルや機材の発展とともに編曲も変化するのです
その点作曲とは「メロディを作る作業」
という明確な指標がありますね
特に昨今のポップスは多様なジャンルが混ざり合っているので
編曲のハードルはドンドン高くなっていると感じます
例えば”ロック”を作るとしても
ブルースの影響が色濃いいロック
パンク要素が強いロック
メタル要素が強いロック
などなど、種類も豊富で
ジャンルごとのセオリーも違ってきます
ジャンルごとのセオリーを踏襲した編曲が必要なので
一言でロックの編曲が作れる
といっても意味が違ってきたりします
最初の内は自分の武器を作る
どんな音楽活動をしていきたいかにもよりますが
取り敢えずは自分の得意を伸ばす
得意なジャンルの専門家になる
というところからスタートするのが
一番いいかと思います
私の周りの作家もそのタイプが多いです
例えば何か楽器が弾けるのなら
その楽器主体の楽曲を極めてみる
先程挙げたロックの中から一番得意なものから
専門家レベルになるまで鍛える
こういったところから入っていきましょう!
そもそも楽曲制作では
基本的に自分の担当楽器ではないパートの
フレーズまで考える必要があります
更に打ち込みで楽曲を完成させるのなら
担当パート以外をリアルに聴こえさせる
打ち込みの技術が求められます
そうなってくると
その楽器の音域
可能、不可能な奏法
物理的に困難な奏法
といった特徴を知っておく必要があるので
自分の得意ではない楽器でこれらを把握し
フレーズを組むのは結構大変です
まずは何か1つでも
自信を持って他人に聴かせられる
レベルのものが作れるようになる
というのを最初のゴールにしてみるといいです
得意な分野を細分化
自分の武器が用意できたら更にそれを細分化!
例えば先程挙げたロックの例で言うならば
対応できるジャンルを増やす
ポップスと融合するクオリティを上げていく
ミックスの腕を上げる
などなど!
その中で、徐々に新たなアプローチや
得意ではない楽器の知識も深めていきます
今ではミックスも編曲の一部と言っていいですからね!
音楽理論的なアプローチと同様に
ミックスで楽曲のニュアンスを変えてみる
と言うのも結構重要な技術です
如何に専門的なジャンルをポップスに落とし込むか
ポップに聴こえさせるミックス
などのスキルはかなり役に立つので
最初に作った土台を発展させる形で
自分の編曲技術を向上させましょう!
いきなり幅広くやろうとすると大変
当然ながら
長く、幅広い音楽活動をするのなら
その分多くのジャンルの編曲スキルは必要
いきなり自分の得意なジャンルそっちのけで
できないジャンルの編曲を勉強するのもありです
ただ、相当しんどいので相応の覚悟をしてください😅
実際に私はこのパターンで
得意なギターは一切使わない曲を作る
得意なジャンルの曲は作らない
ジャズ理論など、比較的高度な理論を覚えた
などなど、結構回り道をしてきました
ジャズ理論も普通のポップスを作る上では
ややオーバースペックな技術ですからね
これら膨大な量の情報をまとめて落とし込むのに
かなり時間がかかる
確かに結果的に良かったと思いますが
かなりの時間を費やすのでおすすめはしません
実際に私自身はかなり面倒なことをやったので
その分作れる楽曲の幅はかなり広くなりました
でも、少し触れましたが音楽理論だけでなく
ミックスなども編曲の一部と化しているので
昔よりも覚えることは多くなっています
よほどの覚悟がない限りは
自分の得意を伸ばす!!
これをお勧めいたします☺️
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