
皆様は歳上の方と
バンドを組んだ経験がありますか?
5歳前後ならあまり問題は起きないでしょう
しかし
”10歳以上離れていると結構問題が起きやすい!”
実際に私は、今までのバンド経験の中で
20歳くらい歳上の方や30近く上の方とも
バンドを組んだことがあります
その時の体験談を語っていきたいと思います!
①自分の意見は基本通らない

意見を否定されるというよりかは
上手い事無かったことにされる
本人たちが意識していたかどうかは別として
発言権に優先度が決められていて
基本的に年下の意見の優先度は低いです
まずリーダー格や歳上の意見を取り入れていき
最終的に余りがあれば聞く、くらいです
大抵の場合、年下が意見を発信する時は
すでにある程度先に議論の方向性が決まっている時
自然と自分の意見は流されやすいです
また、一番年下の立場であったりすると
「所詮若いやつが何もわからないで言ってるだけ」
と見なされて舐められてしまうことも少なくありません
②中途半端な実績を持っていたりする

これは組む人によって変わってきますが
「長いことやっている中でちょっとした実績を持っている」
「コネという程ではないコネっぽいのがある」
「タイアップ的なことをしたことがある」
などなど
過去に小さな実績があったりする場合があります
これは他のジャンルでも言えますが
意外と過去の実績が今でも使えることは稀
パッと聞いたら「すごいかも!?」と思いきや
蓋を開けてみるとそんなでもない
くらいの実績を持った方がいます
それだけならラッキーなのですが
その過去の実績に胡座をかくように
謎の自信を持った人も多いです
こう言った背景からも
年下の意見を聞かないケースも見られました
③現代の音楽シーンを理解できていない

今流行っている音楽 と 自分達がやっている音楽
この2つの間にある違いや時代の流れが理解できない
という場合が多いです
一言で言えば
やっている音楽が古い
しかもいい意味で古いのではなく
一昔前 二昔前に流行ったような音楽
②で解説した中途半端な実績があると
「自分達は今までこれでやってこれた」
「自分達のやり方で間違いはない」
「自分達もまだまだ勝負ができている」
というような考え方を持ってしまいます
当然ながら話も通じなくなってきてしまいます
④新しいことに対して否定的

時代の流れが理解できていないため
新しい試みやアプローチを否定してしまいがちです
最先端の技術もそうですが、特に厄介なのは
今まで蔑ろにしてきた基礎
これを新たに学ぶことを嫌う人は実は多いです
今までなんとなくやってこれた
自分のやり方にプライドがある
などなど、理由は様々ですが
一貫して自分を新たに見つめ直す
ということが出来ない人は多いです
⑤ジェネレーションギャップ

聴いてきた音楽の世代が異なるのは勿論
音楽に対する姿勢にズレがあったりします
時代背景的に、昔であれば
そこそこの音楽スキルがあれば通ったことでも
今では個人にかなりの量のスキルが求められる時代
少し予算を出せば作品を完成させて
個人で世界に発信できる時代です
ちょっとした知識やスキルなら簡単に手に入る時代
そのスピード感についていけない
”音楽活動をする時代そのものからのズレ”
これを感じることが多くなってきます
若い世代ほど
自分たちに求められるハードルの高さを実感していますが
そこそこの年齢になってくるとその感覚も薄れてしまいます
こんな感じで私のバンド生活は流れていきました
確かに学べることもありましたが
学べることは既に頭打ち
やはり若い世代の力をドンドン取り入れた方が
今の時代に合っているのかもしれません
伝統的なジャズバンドとかなら
話が違ったかもしれませんけどね🥴
Comentários