
ジャンルに適した調号
キーの調号といえば、一般的には
ボーカルの音域を合わせるために使われます
一番身近なもので言えば
カラオケのキー変更がありますね!
ボーカルだけに焦点を当てた場合は
そこまで気にする人はいませんが
実はキーによって曲の雰囲気、聴こえ方は
結構変わってきます
"♭"か"#"か

大まかな傾向として
ロック、メタルに多いのが "#"を使った調号
ジャズ、暗い雰囲気のジャンル "♭"を使った調合
というようなわけ方がされることが多いです
"#"調合と言えば Em Bm
"♭"調合といえば F B♭ といったキーが代表的ですね
"#"調合だとやや明るく、力強い印象を
"♭"調合だと落ち着いた印象を与えることができます
特にEmキーだと、ギター奏者にとっては弾きやすいキーなので
演奏面でもキーの概念は重要だったりします
また、少し特殊な扱いとして
A♭= Fm のキーは
レクイエム(鎮魂歌)のキーと呼ばれる調合
結構昔から使用されていたキーで
独特の落ち着いた雰囲気を与えることができます
このような特殊な場合も含めて
キーによって楽曲の雰囲気も変わってきます
オリジナルで楽曲を作る際には
この雰囲気を考慮してキーを決めるのも有効的です
歌ってみた、カバー曲での注意点

最近では歌ってみた等
ボーカルのカバーも手軽にできて増えてきましたが
ここで気を付けたいのが
キーの変更による雰囲気の変化!
自分が歌う際にキーが高すぎる
男性キー、女性キーを変える
と言った場合にキーを変えると思いますが
その際に曲の雰囲気自体が変わってしまうこともあります
特に半音刻みでキーを変えると
曲の雰囲気がガラッと変わってしまいます
半音刻みだと、大抵の場合は
"#"調合と"♭"調合が変わってしまうからですね
歌ってみたでキーを変える場合は
1音刻みで変えた方がいいでしょう
今回は基本的なキーによる印象をご紹介しましたが
この概念を逆手に取ることも有効的です!
キーの持つ雰囲気も考慮して
よりクオリティの高い曲を作って見ましょう!!
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