そんなに細かいの!?ってくらい細かいミュートのお話
- 霧切酢
- 2 日前
- 読了時間: 2分

音を出さないこと
音を出さないこと、止めることも
立派な演奏である
そのことが如実に理解できるのが
ミュート
多分ギター演奏においては
避けては通れない技術
Xとかでも馴染み深い言葉で
聞こえなくするみたいな
意味合いもあるみたいですね

ギターの演奏で言えば
共振に対するミュート、もしくは
パームミュート(ブリッジ)が
使用頻度が高い部類かと思いますが
カッティングのブラッシング音
スラップのゴーストノートなどを
海外ではミュートと呼んだりするようです
(日本の呼称との違い)
つまりですね
本当に音をカットすることも
ミュートと表現するのですが
一部分だけを抑え込むことも
ミュートという概念となるようです
このことからも西洋的な音楽は
音の余韻、ピッチ的な成分
ここら辺をどの程度削ぐか
こう言ったことも
音楽的と解釈しているのだと思います
この考えを元に見ていくと
ブリッジミュートの種類なんかも
納得いく部分はあると思います
ブリッジミュートも言ってしまえば
元の音からどのくらい
音の余韻を削るか
ここを右手で調整して
ニュアンスを出す奏法なんですよね
それこそCompとかと
考えは同じと言えるかもしれません

だからこそ音楽って
出だしの音も大事なんですけど
音の終わりもすごく大事
何故なら音の終わりの方が
音の仕上がりに直結するから
よくメトロノーム練習とか
推奨されると思うんですけど
多くの人は入りは気にしても
終わりは無頓着
その結果音の仕上がり方が
雑になる傾向すらあります
そんなわけで
ミュート、もっと言いますと
音の仕上がりを高めるためには
音の終わりを気にする必要がある
結果的にミュートの技術、種類
精度が求められてくる
こう言ったことを意識して
練習するのも大事ですよー!!




