リフに使われている音には何かしらの意味が隠されている
- 霧切酢
- 4月11日
- 読了時間: 2分

忘れられがちなあの音!
ちょうど昨日のXにも
ポストした内容ですが
Nirvanaの「Smells Like Teen Spirit」
このメインリフの中の
2弦1フレット〜1弦4フレットに
移動する際に
一瞬3フレット(G#)の音が
入っている
これがコピーされる際に
非常に省略されがちなんです
一見するとほんの一瞬の音ですし
経過音の一種じゃね?
と思う人も多いと思いますが
実はこの音を入れるか入れないかで
リフの勢いがかなり変わってきます
実際のところ
カートが狙ってこの音を入れたのか
それとも
癖で4フレットに移動する前に
弾いてしまったのか
理由は分かりませんけど
この1音があるおかげで
次の拍の頭がしっかり強調され
力強いアクセントを生みます
音的にも一旦下げてから上げる
この過程を挟むので
2弦1フレットから音が
下降するのではなく
1弦3フレットの音から
上昇する音へと変わるのです
とまあ、今回はわかりやすい例を挙げましたけど
こういったほんの些細なニュアンスって
色んなところに隠されていたりします
ここを丁寧に聞き取り
演奏できるかどうか
実はこうの能力って
速弾きとかよりずっと大切な技術
表面だけでなく、本当の意味で
そのプレイヤーの意図を理解する
これが出来て
本当の意味での一人前なのかなと
なので
とにかく数をこなして練習するのも
とてもいい練習方法ですけど
こう言った細部をしっかり聞き取って
弾いてみる練習も同じくらい
大切な鍛え方ですよー!!
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