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録音してから気づく正解・不正解






厳密な正解はないけども!




その場に適した音

その場で求められている演奏



これを如何に知っているかが

良い演奏の条件


そう個人的に思っていまして



それを痛感するのが

録音だな〜と考えています


それもスマホ録音とかではなく

ちゃんとしたレコーディング!




もちろん元々耳がいい人は

スタジオ練習とかでも十分ですけどね



ちゃんと録音した環境で

パートごとの音を重ねてみる


こういう経験から見えてくる

自分の演奏の本質ってあるんですよ



特にベースはこれが

顕著に出やすい気がしますね



これは実際に自分がとある楽曲制作の時に

ベースを録音していた話なのですが


最初はソフトタッチ気味

弱いピッキングで録音しました






ピッチも外さずちゃんと弾けたんですけど



『なんかに聞こえるな』



みたいな感覚になったので


今度はピッキングを強めにしてみると

アンサンブルにしっかりハマったので



全部録音し直した経験があります



なんか抜けが悪いというか

モソモソして聞こえたというか。。



まあ、そんなことがあったので

最初と後のテイクを


波形を視覚的に見つつ音もきっちり聞いて

比較してみたんです



その比較の結果としてわかったのが



ソフトタッチ系の演奏って

一見ちゃんと弾けてるように見えて


意外と音の立ち上がりが遅いので

微妙にタイミングがズレてもバレない


音のレンジが狭いので

引っ込んだ音になる



まあ、すご〜く悪い言い方をすると



割と誤魔化しの多い音

だったんだなと



そのせいで勢いが生まれず

ドラムに置いて行かれた



こんな演奏に聞こえてしまい

それが自分の中で納得いかなかったみたいです




もちろん全てのソフトタッチ系の

演奏が悪いわけではないですが


万能に使えるかどうかも

また違うというわけです


割とソフトタッチで色々誤魔化して

演奏してる人いますからね



この逆もまた然り



強すぎる音も場合によっては

不要な音になり得ます


つまり、録音して他のパートと合わさって

初めてその演奏がどう聞こえるか


どう他のパートに作用するかが

見えてくるのです



結局のところ


出来ることが多いの方が

多くのことに対応しやすい



これは変わらないってことなんだと思います!

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きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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