Audio Interface選びで重要な点
ギタリスト、ミュージシャン、配信者
PCなどの端末を利用して活動する人に
欠かせない存在となってきている
Audio Interface(以後I/F)!
品質や備わっている機能によって
どれを選ぶかは重要!
基本的にはマイクやギターの録音を行ったり
オンラインで音声を送るための機材
私もメインで使ってるやつ、配信用、予備
などで分けて使ってます!
そんなわけで配信用に
Flammma FM10を使ってます
機能的にYAMAHA AG06に似てますね!
搭載されたチャンネルなども共通してます
ちなみにFM10を配信で使ったらこんな音です
OBSソフト経由の音なので正確ではありませんが
十分な音質ではないでしょうか?
そんなわけで、ふとこのI/Fについて調べていたら
ギター系インフルエンサーとして有名な
タメシビキ山口和也さんの動画を発見
基本的にはFM10の機能紹介ですが
この動画では更に
RME FireFace UCXとの音質比較もやってます
で、偶然私もこの動画同様に
メインに RME FireFace
配信用に FA10をしていて
この動画と同条件の環境
両方のI/Oの特徴は熟知しています
比較的フラットな視点で動画を見ていたのですが
FM10のデメリットとなることを
伝え忘れてるな〜と感じました
(敢えてかも)
もちろん私も概ね動画の内容には肯定的で
両方の機材の良さは知っていますけど
FM10のサンプリング、ビットレートは
44.1khz-24bitまで
つまり扱える音質に制限がある
ということを言ってないんです
カメラでいうところの解像度に上限があるみたいな感じ
(結構狭めの)
最近では機材の発達でCD音質である
44.1khz 16bit
で収録、編集することも減ってきてますし
ビットレートは32 Fl0atを
選ぶ人も増えてきてます
現代的な録音のニーズには少々心許ない仕様。。
対してRMEはこの上限がもっと広いです
こういうデメリットを紹介せず
コスパの良さのみしか紹介してません
根本的な音の解像度もありますが
扱えるレンジもRMEの方が上
また
FM10は48vが1チャンネルのみのため
コンデンサーマイク2本を使用した
ステレオ録音、配信ができません
(この点はYAMAHAMO同様)
アコギのマイク録音は
場合によってはステレオ録音も選択肢に入ります
それが出来ないというのは
個人的に結構不利だと感じますね
更にRMEのお得な特典として
高性能なアナライザーがついてくる
帯域の偏りはもちろん
昨今のSNS、ストリーミングに楽曲を流す上で
適切な音量に仕上げやすい優れもの
結構前に販売された製品ですが
しっかり現代のニーズに対応してるんですよね!
こう言った点を踏まえると
動画内のコスパ比較は正確ではないように思えます
そんなわけで動画のツッコミどころを
書かせていただきましたが
FM10は良い機材ではあるけれど
配信、オンライン通話がメイン
録音はdemoやおまけ程度くらいのI/Fである
ということを承知の上で購入すべき機材です
(それでも優秀ですけどね)
間違っても今後のギタリストの
スタンダードになる機材ではないですねー
ガッツリ高音質の録音をしたいなら
別のメーカーの物の方が良いとも感じます
更に最近は値段も高騰してきているので
本当にコスパが良いか疑問になりつつあります。。
余談
ちなみに私は過去に使っていた
RME FireFace
UAD apollo solo
Audient EVO4
FLAMMA FM10
を所持、使用していましたが
FM10の音質は3番目、EVO4の上くらい
レートやチャンネルの利便性を加味すれば
EVO4に軍牌が上がるって感じですね
もう少し予算に余裕があり
配信やオンラインをしないなら
apollo soloがおすすめ
RMEほどではありませんが音質は抜群にいいですし
UAD特有の丸み、暖かさみたいな音を感じます
是非参考にしてみてください!!
apollo soloで録音した動画↓
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