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執筆者の写真霧切酢

VEMURAM myriad FUZZ紹介動画を作ったのでFUZZ系のお話!

更新日:3月15日






個性的=FUZZ?



SNSで話題になりつつも

実は扱いが難しいペダル


myriad FUZZ!!



自分も一応楽器店で試奏してから購入しましたが

その段階では100%性能を引き出せませんでした(汗



というより、初期設定がFEEL機能が

ほとんど働かないようになっていたんですけどw



今までのギタリスト人生において

あんまりFUZZって使ってこなかったんですけど


今結構自分の中でブームが来てます!



で、このmyriad FUZZは


Fuzz Face系とBig Muff系の

良いところどりみたいな音なんです





FUZZの面白いところは



過激な歪み方をするものの


音の立ち上がりが遅いため

甘いトーンに聴こえる



という一見矛盾した属性を併せ持っていること



更にFuzz Faceはギター側のVolの影響を

強く受けるため


Vol操作でほぼクリーン〜過激なDistortionまで

音色を操作する事ができます






しかも

Fuzz Faceで得られるほぼクリーンなCrunchは


  • Over driveを絞った音

  • ギター側のVolを絞ったDistoritonの音


これらとも異なった質感があるのが面白いところ



Fuzz Faceを使いこなすには


このギター側のVol操作

キモと言っても良いですね




対してBig Muff系は

そこまで歪み、音色の幅は広くありませんが



  • Distortionと似た感覚で使いやすい

  • 独特の音の伸びが最高



という煩わしい事が苦手なRockギタリストにも

相性の良いエフェクターとなってます





自分も楽器店で上のMuffulettaを試奏した時は

直感的に使えて欲しい音がすぐ手に入りました



TONEの調整で暴れるような音や

刺激的な音が作れる反面



FUZZを多めにして音の伸びを稼ぎつつ

立ち上がりの遅い音でリードを弾く



という使い方もできるため

実はバラード系のソロなんかにももってこい


歪み方はProvidenceのSTAMPEDEに近いですが


音の粒の細かさや

アタック感がかなり異なってます





あとSTAMPEDはそこまで音の伸びは良くないので

リードに不向きな側面もあります



こんな感じにFUZZとは一見扱いにくい歪みですが



ちゃんとした使い方を知れば

使える場面がかなり広い



というのが特徴



そしてこれらの良いところを結集したのが

myriad FUZZ!!





加えて、良くも悪くも原音成分が少ないため

より個性的な音に仕上げる事ができます


後発製品ならではの利点ですね(笑



ただし、これだけだと微妙に音が薄くもあるので

何かで補強してあげた方がいいかもです



私のお気に入りのセッティングは


ゲルマニウム・トランジスタ搭載の

WREN AND CUFF "gold comp"を併用すること!




これ通すだけで音圧を感じる

中音域が補強できますし


音の質感をcomp操作で整えることも出来ます!

(ノイズ処理が必要ですが)



とまあ、こういった個性的な音は

Kemperとかでは出せない領分なので


積極的に使うと宅録も楽しくなるかも!



というお話でした!!




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きりぎりす@る〜む

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