引用:https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/guitars_basses/el_guitars/pacifica/pac_600.html
某アニメで人気に
元々初心者むけのギターとして
以前から人気があったこのシリーズ!
YAMAHAのパシフィカシリーズ!
何気音響機器も多く出している
YAMAHAらしい
お手頃価格&器用な製品
といった印象
元の人気に加えて
”ぼっち・ざ・ろっく”の主人公
後藤ひとりが作中終盤に手に入れたことで
より知名度を上げました
アニメ本編では
黒のレスポールをメインで使ってましたけどね!
ギブソンレスポールは高価なこと
”けいおん!”の印象が強いこと
以上の理由からか
アニメ終了後一気に人気ギターに!
アニメに影響されて
同じモデルのパシフィカを購入した人も多いでしょう
そんな圧倒的知名度を得たためか
先日SNSにて
ESP傘下である"GrassRoots"から
パシフィカを意識したモデルが出たと話題になりました
正確にはESPのsnapperシリーズの廉価版ですね
ボディの色合いというか
ピックガードの色というか
色々とアニメを知ってる人からすると
「そういうことなんだろうか」って個体です
コピー品のコピーとは
個人的にギターの人気が上がって
バンドや音楽が盛り上がるのは嬉しいこと!
しかしながら・・・
せっかくなら
パシフィカの大元のモデルになった
ギターのことももっと知ってほしい!
と感じてしまうのがギタリストの心情
というのも
現在多く世に出回っている大半のギターは
有名どころのコピーモデル
大体は本家から少し形状を変えてみたり
本家の弱点を補った個体が多いです
で、話題に上がっているYAMAHAパシフィカも
Fender Stratocasterのコピーモデル
なんだかんだストラトの音って完成されてますからね
そのストラトの音を継承しながら
弾きやすさを意識したギターの1つのが
YAMAHAパシフィカシリーズってわけです
というわけで
案外パシフィカみたいなコピーモデルって
ありふれたギターだったりします
昔でいえばIBANEZが
今のパシフィカの立ち位置だったかもしれませんね
特に
極端に薄いネック
ストラトを進化させた
といったことに焦点を当てれば
IBANEZの方がパイオニア的存在だったかもしれません
もっとも
IBANEZはメタル〜ハードロックのイメージが強く
デザインもドッシリしたものが多いので
お洒落なデザイン
より汎用性が高いピックアップ
こういったところが
パシフィカの強みかもしれませんね
そんなわけでギター界隈って
パクリパクられが当たり前の世界
本家のストラトを基準として考えて
メーカーによってアレンジが異なってる感じです
どんな解釈でオリジナリティを出しているのか
ここを楽しむのもギターの醍醐味!
もちろん本家には本家にしか出せない音があるので
コピーモデルが気に入ったら
本家ギターもチェックしてみると面白いですよ!
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