古い安物の小型アンプをぶっ壊してみた事がある
- 霧切酢
- 2023年3月9日
- 読了時間: 2分

ギターアンプは本来ぶっ壊すもの
ギターアンプをぶっ壊す!
と言っても物理的に粉砕するとかではなく
微妙に故障させてみたり
過剰に負荷をかけてみたり
所謂本来のオーバードライブだとかの
天然の歪み文化がギターアンプにはあります
昔っからギターといえば
ちょっとぶっ壊れたような音のがカッコいい!

てなわけで無茶な使い方をされては
ぶっ壊れた音を出していたのです
しかし!!
現代ではその”歪み”も意図的にアンプや
ペダルエフェクトなどで作り出せるようになったので
アンプというのは大切に
そして丁寧に扱うのが基本
そんなわけで天然の歪みを耳にする機会というのは
実はギター業界では少なくなっていたり...
そんな時代だからこそ現代のギタリストにも
天然の”歪み”を体感してほしい
と感じる事があります!!
私がエレキギターを始めた時
取り敢えずお金もなかったので
お手頃価格のストラト+中古のやっすい小型アンプを購入
見るからに古臭いデザインに
使い古されくたびれたご様子
VOLUME
BASS
TREBLE
この3つしか調整できない
アンプと言うかただのスピーカー
当然歪みなんか搭載されているわけもなく
枯れたクリーントーンしか出せません
で
そんなアンプを意図せずぶっ壊してしまいました
(原因忘れた)
物理的に本体を破壊したわけではありませんが
何やらアンプ内部で故障が起きた模様...
そしてその状態で無理やりギター繋いで弾いてみたら
天然のFUZZサウンドが!!
聴きなれたエフェクトで作られたの音ではなく
まんまエラー音というか
接触不良で起きたような音
FUZZ FACEなどの音と比べると
正直演奏には使えるか微妙な音でした
確かジミヘンもアンプを蹴ったりして壊した時に
偶然発生した音が気に入って
それをエフェクトで出せるようにしてもらった
という経緯でFUZZを作ってもらったのだとか
まあこんな体験をしたことがあるので
改めて現代のアンプの歪みを聴き返してみる
なんと美しいことか!
なんだかんだ言ってエフェクトで調整されていたり
再現された音なのでキレイなんですよね
これからAIで曲が作れるようになれば
こういったぶっ飛んだ音とかが
逆に物珍しく感じる時代が来るかもですね!
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