Compは「大きい音を小さくするだけ」の認識はちょっと危険
- 霧切酢

- 2025年10月30日
- 読了時間: 3分

ザックリとした印象ならOK
多分エフェクト系で一番効果がわかりにくく
説明が難しいのが
Compressor
その分奥深さを知ると
一番ハマるかもしれませんけどね(笑
ハッキリ効果がわからない反面
ほぼ音楽系の作品には
必ずと言っていいほど使われる機材です
そんなCompなんですけどね
先日Xのとあるポストにて
「Compの音を圧縮するという表現が苦手」
「単に大きな音を小さくしてるだけ」
という内容の投稿がされまして...
色々と思うところがあったわけです(笑
それもボーカルミックスの講師を
している人の発言とのことで
流石にそれはちょっとどうかなと
勿論Compの効果として
大きな信号を抑えて音を小さくする
という効果があるのは間違いないです

しかし重要なのは
Compressorという名称の通り
圧縮、つまり
押し潰す質感があるということ
単純に音量をフェーダーで下げるのとは
異なった質感があるんです
ちなみに音量だけでなく
帯域にもかかったりしますからね
ちょっと極端な例を出しますと
自然と眠るか殴って気絶させるか
みたいな違いって感じ
当然力任せに殴って眠らせると
そこに色々と影響が出ますよね?
Compって大袈裟に言えば
そんな感じなんですよ
ギターで言えばものすご〜くクリーンな
OverDriveペダルって感じ
一定以上音量が上がると歪む、が
一定以上音量が上がると潰れる
こう置き換えるとわかりやすいかも?
ギターのペダルだとここら辺が
より顕著に際立つものも多いです

この特性を利用して
潰れた質感を味として使う
アタック感を操作する
オーバーコンプさせて歪ませる
こういった音量以外の面を
調整できるのがCompのメリットです
勿論こういった要素を薄くして
自然な感じに仕上げるのも技術の1つ
おそらく「大きな音を小さくするだけ」
みたいに考えている人は
Compの数ある効果の中の
ごく一部しか理解していないケースかと思います
ギターとかに使う事に否定的で
「ピッキングが鍛えられない!」
みたいに言う人と同類かと
(投稿主の方すみません)
Compはその名の通り
Vol.のオートメーションではなく
圧縮、潰すことが本来の役目である
ここを理解していると
音楽的なCompの効果がわかってきます
しかしながら最初にも書いた通り
ザックリとしたイメージを伝えるために
簡易的に説明するならアリです
Compというかミックス初心者の人に
音の圧縮が〜と説明したところで
理解できるはずもないからです
それに歌ってみたのミックスくらいなら
割と単純な作業でOKだったりしますからね
しかしあくまでも
簡易的な説明である
この認識は持っておかないと
危ないかなと思いました!








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