top of page

鍵盤で考えたフレーズをそのまま譜面にしてギタリストに渡すのは危険だよ






DTMの弊害?



楽器ができなくても曲が作れる!


作曲編曲ができる!



そんな便利なツールがお手軽かつ

無料で使えるものが増えてきた昨今



逆に楽器に触れる機会が減ったため



無茶な編曲も増えてきた気がします



自分の場合はギターで

録音を依頼される時に目にするんですけど



無茶と言っても単純に

難易度が難しいという意味ではなく


物理的に不可能



みたいな(笑






例えばギターの音域的に存在しない

2オクターブ高い高音が出てきたり


同時に7和音出てきたり


運指的に届かないコードだったり



こんな具合に


ギター本体や人間の体の構造を

完全に無視したものが出てくるんですよね(笑



しかも本人はかなり気合を入れて作っているので


「出来るだけこのフレーズを変更せず

 再現してください!」


みたいな注文を受けることもあります



まあ気持ちはわかるんですけど


無理なものは無理!



なのでフレーズを変えるか

別の楽器で演奏するしかないんですよね




しかし面白いことに


別に昨今のギタリストも

ギターらしくないフレーズは作ります



一昔前がネオクラ系でしたけど


今はお洒落なフレーズかつ

ピアノっぽいフレーズ



みたいなのが該当するでしょうか



でも不思議なことに


ギタリストが作った

ぽくないギターのフレーズって


独特の味がありつつも

破綻が見えにくいように聞こえます


(偏見かもですけど)



長年培われてきた基盤があり

その上にあるからそう感じるのか


現実的な視点があるからなのか



ハッキリとはわかりませんけど


鍵盤しか弾いてこなかった人が

作り上げた無理難題なフレーズより


質が異なるように感じるんです



これを説明するのは

非常に難しいですね〜



ハッキリ分かるのは・・・



下手にギターの知識がない人が

ギターのフレーズ作ると


大体失敗するよ!!



ということですね(笑

Comments


きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

bottom of page