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秒速!!ストリングスの打ち込みを生っぽく!🎻

更新日:2022年3月22日



どうも! 作曲家 霧切酢です!!


今回は



ストリングスを生演奏のように聴こえさせる



打ち込みのやり方をご紹介します!!



今回もこちらに内容をまとめたzipデータをご用意しました👍


strings lesson
.zip
Download ZIP • 3.81MB

MIDIデータ、譜面、打ち込みの画像、2mix音源などが入っています



詳しい解説が読みたい方はここから先も読んでみてください😉


#DTMレッスン #打ち込みのコツ

 

・ゴーストノートを加えて生演奏のように!




今回のフレーズはこれ!



MIDIデータの調整が後ほどわかりやすいように

全音符と2部音符のフレーズにしました



実際にどんなフレーズか聴いてみましょう🎧



今回の音源は曲っぽくピアノのバッキングを入れてみました🎹


このままだと打ち込みの感じがモロに出てしまいますね😓


今の状態は全くMIDIに調整を加えていない状態です

ここから実際の演奏に近づけるにはどうすればいいのか?


それでは詳しく見ていきましょう!




 

・楽器の特徴を考えてみる



打ち込みと違い楽器を生で演奏する場合は

楽器それぞれの特徴が出てきます


打ち込みだとそれが再現されないまま

音が出てしまうんですね



こういった特徴というのは基本的に譜面には記載されません



ですので、日頃からYouTubeなどで実際の演奏を聴きながら

楽器の特徴を捉えてみる練習も行効果的ですね💪


 

楽器の特徴と言っても様々なものがありますが

今回注目するのは



ストリングスは弦楽器

フレットレスだということ



例えば同じ弦楽器のギターなどは基本仕様として

ピッチに合わせてフレットが打ってあります


そのおかげでフレットの箇所で弦を抑えると

正確なピッチの音が出せるように作られているんですね


ピアノも実は似たような仕組みになっているのです


対してフレットレス、つまりストリングスは

音を出す際のこう言った仕様がありません


その為、ギターやピアノとは違い少し押さえる箇所が少しでもずれると

微妙にピッチが合わなくなります


その部分を打ち込みで再現してみましょう!



 


まずは先程載せていたこちらの譜面を一旦MIDIで見ていきます




このようになっています



この状態ですと、フレットがない楽器特有の音のズレがなく

鍵盤楽器やギターのような音に近くなってしまいます


この状態にその音のズレを再現するような

ゴーストノートを入れていきます




今回はゴーストノートの効果がわかりやすいよう

少々大袈裟に打ち込んでいます


運指の際の、目的の音に到達前に余分な音がわずかに入ってしまった

という部分を再現してみました


目的の音の前をクロマチックにゴーストノートを

入れていくというイメージです


コツとしてはベロシティを目的の音より低め

実際に音を聴きながら調整すること!



調整したフレーズがこのようになります



ストリングスの処理に合わせて

バッキングのピアノもMIDIを多少調整しています


最初と比べると、打ち込みっぽさが薄くなったように

聴こえるのではないでしょうか?😎


今回は私の感覚で処理しましたが

自分なりのやり方も模索してみましょう!




 

いかがだったでしょうか?


譜面では読み取ることのできない要素なので

最初のうちは色々と戸惑うかもしれません


今回ご紹介した方法はあくまで一部で

フレーズや楽器ごとにアプローチも変わってきます


しかし、こう言ったことの積み重ねが

良い楽曲に仕上げるための一歩になります!


それでは今回はこの辺で!😉






きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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