どうも！ 作曲家 ギタリスト 霧切酢です！！
今回はギタリストのお供
タブ譜に関する話題です！
タブ譜と譜面
この２つのそれぞれのメリットとか書いていきたいと思います！
ギター初心者の方、練習中の方
是非読んでみてくださいね！
＃タブ譜
＃ギターの練習方
タブ譜は逃げという風潮
タブ譜とは・・・
今更ながら説明するまでもないと思いますが
ギター、ベースなどのポジションを譜面風に記載したもの
こんなやつ
通常の五線譜が読めなくても
どう演奏すればいいか視覚的に
分かりやすくした譜面です
・・・で、このとっても便利な譜面を
”五線譜が読めない人が読むもの”
と考えている方は結構います
「タブ譜は逃げ！」
「五線譜の方が音楽的に理解しやすい！」
わかります・・・その言い分はわかりますとも・・・
しかーし！
私はあえて言いたい
ある程度のレベルに達するまでは
タブ譜で練習した方が上達につながる！ と！
タブ譜を見て練習する重要性
ズバリ！
１.運指の研究をしながら
フレーズの練習ができるから
２. どの弦を使ったフレーズなのか
認識しながら弾ける
です！💪
ギターというのはなかなか厄介な楽器で
これらの訓練が必要なんです・・・😭
鍵盤などとは違った
弦楽器ならではの楽しさであり、辛さであり😓
１. 運指への理解
これはギターに限った話ではありませんが
次になんの音を出すのかを考えた上で
適切な指でフレットを押さえる
これを連続していくことで
スムーズな演奏になるのです！
特に弦楽器は動きがギザギザになりがちなので
視覚的にフレーズを確認できるタブ譜は重要！
しっかりと作られたタブ譜を教材として使えば
変な癖もつきにくくなる可能性があります
２. ピッチと帯域の違い
例えば ”C3"の音を出すとします
（一番基本となる”ド”の音のこと）
すると
６弦の8フレット
5弦の3フレット
この２通りの音の出し方が存在します
どちらの弾き方でも同じ音なのですが
微妙なピッチ
低い弦を使った方が低音域が出る
つまり
実際にはピッチとEQの部分に
微妙に違いがあるのです！
これは感覚に近い話なのですが
「こういうフレーズなら低音弦で」
「ハッキリした音が欲しいから高音弦で」
というの意識しながら演奏することは
弦楽器を演奏する上でかなり重要！
タブ譜ですとこう言った部分も教えてくれるため
特に初心者には大切な情報と言えるでしょう！
タブ譜が良くないと言われる理由
・なんの音を弾いているかわからなくなる
・アレンジ面で不利
・市販の物でも適当なものがある
・オリジナル曲だと用意してくれるとは限らない
ざっとこんな感じでしょうか？
要するに
音楽的な知識が身につかないこと
タブ譜を信頼しすぎてしまうこと
て感じですね
他の楽器ではあまりないことですが
意外と自分がなんの音を出しているかわからず
演奏しているギタリスト、ベーシストは多いです
全てを視覚的に判断してしまうので
理論的な部分が弱くなる傾向が強いです
音符で音を判断できるようになると
自然とコードの仕組みもなんとなくわかってきます
また、複数の楽器で構成された楽曲を演奏すると
音楽理論的にはOKでも
演奏の仕方によっては濁って聴こえてしまう
こう言ったことはよくあります
そういったことを回避するという点においても
普通の五線譜の方が有利であると言えます
また、最近のものは多少精度が上がっていると思いますが
結構市販されているタブ譜は
適当に作られているものも多いです
楽曲を聴いたり、本人の演奏動画を観た限り
「絶対違うじゃん！」
てなことも珍しくなく・・・😓
まあ、そう言ったところを自分で調整する
これも立派な練習ではありますが😆
まあ市販のものはいいとして
結構タブ譜作るのって面倒なので
お望みの曲全て手に入るかも謎ですね
まとめ
・タブ譜はあるレベルまでのギターの上達に有利
・タブ譜を見て練習することで、弦楽器の特徴が学べる
・アレンジなどの面では不利
・市販されているものは適当なものもある以上！
タブ譜を利用することにもたくさんメリットはあるので
「五線譜が読めないから使ってる」
という認識を一度捨ててみるのもお勧め！
それでは今日はこの辺で！😉👍