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ギター用のエフェクターをベースに使ってもいいのか?






分ける意味があるのか?



ギターといえば


何かしら音をいじることが前提のため

エフェクターに抵抗が少ない



対してベースは


極力そのままの音を良しとする傾向があるので

エフェクターに抵抗がある



こういった違いのためか



今も昔もベース用のエフェクターって

ギターに比べると少ないんです



(これでも増えてきましたけど)





そうなってくると


「音を変えるのが目的なんだし

 ギター用のを使っても良くね?」



なんて考えたことのあるベーシストさんも

少なくないでしょう



しかしながら気になるのが・・・



そもそもギター用のエフェクターを

ベースに使用してもいいのか?



という疑問!





で、個人的な意見として結論から言いますと。。



基本的にやめた方がいい

ものによってはOK



・・・我ながら何とも中途半端な答え!!



しかしながら


「ベース用」として設計されていることには

やはり相応に意味がある



ということは覚えておいて欲しいです





前提としてエフェクターというのは

とても楽しく便利なアイテムですが



良くも悪くも音を変えている



ということは常に考えておかなければなりません!




で、


ギター用のエフェクターは

ギターが映えやすい部分に重点を置いてます



例えばOver Driveなんかは歪みと同時に

低音域がカットされますし


簡易的なEQなんかも

ギターが目立つ部分に焦点が絞られてます






つまり


大半のギター用ODを使用すれば

ベースで大事なボトムの低音が無くなるし


ギター用の簡易EQを使えば

ギターと帯域が被りやすくなる



言ってしまえばベースとして必要な成分が

エフェクターによって損なわれてしまう



ということですね!




  • 何か目的があってベースらしい成分が不要な場合

  • ソロなどで敢えて音を前に出したい時


こういう時以外はちゃんと聴いてみると

アンサンブルの音としてNGだったりします



まとめると、ベース用のエフェクターというのは


何かしらベースとして大切な成分を

保つことを考えた上で設計されています



例えばベース用の歪みの中でも古い部類であるこちら!




歪みがベースの音全域にかかってしまうと

音の輪郭が損なわれてしまうため


BLEND機能で歪みとの割合を決めれます





こちらのEmpress Effectsのcompは

低音域にどのくらいcompをかけるか調整できるので


低音域が圧縮によってパワーが損なわれてしまうことを

防ぐことが可能となってます



ここ最近のベース用エフェクターは

更にこの部分が進化してますね!




そんなわけで



ベース単体ではなく

アンサンブルとしてどうか?



ということも考えながら

エフェクター選びをしてみるといいですよ!!




きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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