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”ビブラート”と”こぶし”の違いを知っておこう!

更新日:2022年3月22日



どうも! 霧切酢です!!



今回は奏法、歌唱法についてのお題


ビブラート”と”こぶしの違いについて!



結構この2つの区別がついていない状態で

使っている人って多いのではないでしょうか?



違いと、歌における効果の違いについて

書いていきたいと思います!


#ビブラートの種類

#ビブラートとこぶし

 

2つとも音を揺らす技法!




音程、もしくは音量揺らぎを与えることで



演奏や歌に


抑揚や表情のようなニュアンスを加えることができます




”ビブラート”も”こぶし”もこの点は共通しています!



ギターなんかだとアーミング奏法

和音にもビブラートをかけることも可能ですね!



 

2つの違いとは!?



ズバリ! 音の揺れ幅の大きさ



まあ


細かいところを言えば、音を揺らすタイミングとか

リズムの取り方も関係しているんですけどね😅




ビブラート



ギターなどの弦楽器をやっている人は

なんとなく知っているとは思いますが



元の音から多少シャープするように

音程を揺らします



ボーカルだと音量に差をつけて

音を揺らす場合もありますね



ポイントとなるのは



あくまで味付け程度で過度には使わない



という点が挙げられます



 

こぶし



ビブラートに比べると



全体的に音の揺らし方が大きいです



例えば音程の揺らし方だと


元となる音を囲むように音を揺らしています



つまり


”ド”の音に”こぶし”をかけると


半音上の”ド#”  全音上の”レ”

半音下の”B"  全音下の”B♭”


の間を行ったり来たりする



て感じですね



もちろんもっと大げさにかける時は

もっと音の揺れ幅が大きくなります



そのため、結構音程がはっきりしないことがあります



 

日本での使用率




圧倒的に”こぶし”の方が多いと思います!



わかりやすい例では


ヴィジュアル系バンドだとか

歌謡曲の要素を含んだ歌は



かなりの割合で使われていますね



というより、”ビブラート”と”こぶし”の違いが

わからないまま音を揺らしている方は多いです


 

そもそも日本は音を揺らしがち




傾向としては


日本の歌手は海外と比べて

”ビブラート”、”こぶし”など



声を揺らす割合がかなり多く

1曲での使用頻度も高いです



海外の歌手はそこまでビブラートを

多用しない印象です





ビブラートを多めにかけるとしたら


  • クラシック的な歌い方をする人

  • イロモノ的な歌い方をする人



などでよく見かけます



ビブラートをある程度抑える、使用頻度を調整して

アンサンブル全体で歌の響きを作っている



という印象を受けます



 

まとめ



・”ビブラート”と”こぶし”の違いは音を揺らす幅の大きさ!

・日本では”こぶし”よりの揺らし方が多い

・日本の歌は音を揺らす頻度が高め


まあこれは日本の文化ならでは


と考えればいいので

正解とか不正解という話ではないと思います



しかし、私達が普段耳にしているのは


全て西洋の音楽から考えられた音楽理論!



知識を深めれば


もっと楽曲のバランスや表現力に

幅が出てくると思います!


それでは今回はこの辺で〜!😉👍




きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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