
どうも! 霧切酢です!!
今回は奏法、歌唱法についてのお題
”ビブラート”と”こぶし”の違いについて!
結構この2つの区別がついていない状態で
使っている人って多いのではないでしょうか?
違いと、歌における効果の違いについて
書いていきたいと思います!
#ビブラートの種類
#ビブラートとこぶし
2つとも音を揺らす技法!

音程、もしくは音量に揺らぎを与えることで
演奏や歌に
抑揚や表情のようなニュアンスを加えることができます
”ビブラート”も”こぶし”もこの点は共通しています!
ギターなんかだとアーミング奏法で
和音にもビブラートをかけることも可能ですね!
2つの違いとは!?

ズバリ! 音の揺れ幅の大きさ!
まあ
細かいところを言えば、音を揺らすタイミングとか
リズムの取り方も関係しているんですけどね😅
・ビブラート
ギターなどの弦楽器をやっている人は
なんとなく知っているとは思いますが
元の音から多少シャープするように
音程を揺らします
ボーカルだと音量に差をつけて
音を揺らす場合もありますね
ポイントとなるのは
あくまで味付け程度で過度には使わない
という点が挙げられます
・こぶし
ビブラートに比べると
全体的に音の揺らし方が大きいです
例えば音程の揺らし方だと
元となる音を囲むように音を揺らしています
つまり
”ド”の音に”こぶし”をかけると
半音上の”ド#” 全音上の”レ”
半音下の”B" 全音下の”B♭”
の間を行ったり来たりする
て感じですね
もちろんもっと大げさにかける時は
もっと音の揺れ幅が大きくなります
そのため、結構音程がはっきりしないことがあります
日本での使用率

圧倒的に”こぶし”の方が多いと思います!
わかりやすい例では
ヴィジュアル系バンドだとか
歌謡曲の要素を含んだ歌は
かなりの割合で使われていますね
というより、”ビブラート”と”こぶし”の違いが
わからないまま音を揺らしている方は多いです
そもそも日本は音を揺らしがち

傾向としては
日本の歌手は海外と比べて
”ビブラート”、”こぶし”など
声を揺らす割合がかなり多く
1曲での使用頻度も高いです
海外の歌手はそこまでビブラートを
多用しない印象です
ビブラートを多めにかけるとしたら
クラシック的な歌い方をする人
イロモノ的な歌い方をする人
などでよく見かけます
ビブラートをある程度抑える、使用頻度を調整して
アンサンブル全体で歌の響きを作っている
という印象を受けます
まとめ
・”ビブラート”と”こぶし”の違いは音を揺らす幅の大きさ!
・日本では”こぶし”よりの揺らし方が多い
・日本の歌は音を揺らす頻度が高め
まあこれは日本の文化ならでは
と考えればいいので
正解とか不正解という話ではないと思います
しかし、私達が普段耳にしているのは
全て西洋の音楽から考えられた音楽理論!
知識を深めれば
もっと楽曲のバランスや表現力に
幅が出てくると思います!
それでは今回はこの辺で〜!😉👍
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