珍しいギターらしいので!!
数年前、予備の7弦ギターとして
ブリッジ固定のやつ欲しいな〜
くらいのノリでたまたま島村楽器で見つけた
Ibanez FRIX7!!
正式名称
Ibanez Iron Label FRIX7FEAH-CSF Charcoal Stained Flat
(長い)
Iron Labelシリーズ、ということになるのでしょうか!
今では中古市場でもあまり出回っておらず
入手困難なギターだそうです・・・
自分としてはずっと使ってきたのが
Ibanez K-7だったから
それと似た感じのやつ買おう!
くらいの気持ちだったと思います
値段も13万〜14万くらいで予算内だったので!
ちなみにK-7もアウトレットで購入して
大体同じくらいの値段だったと思います
K-7に慣れていたので
体に馴染みやすかったのもあるんですけど
このFRIX7、とにかく運指がしやすく
スラスラと弦を押さえられる感覚があって
かなり最近のジャンルを
意識してるな〜と感じたものです
しかし!!
実はこのギター
あんまり音好きじゃなかったんですよ(笑
K-7と比べてペラいと言いますか
重量感がないと言いますか...
しかもアクティブピックアップなので
常にコンプがかかった弾き心地で
違和感があったり
割とバズノイズが入りやすかったりなど
自分に合わなかったんですよw
そのため主にライヴや撮影用として使用して
宅録メインになってから
めっきり出番が減りました
しかし、ふとXにてこのギターの話題になった時
久々に引っ張り出して弾いてみたのですが・・・
この時になってようやくこのギターの
狙ってる部分が分かってきました
まあ書くより聞いたほうが早いでしょう!
これは実際にTHR5で音出しして
Go Proで撮影&録音した動画なのですが
音の重心が若干上の方というか
高音に近いMIDが得意なギターなんです
手持ちの他のギターで言いますと
Strandebergが一番近いかもですね
多分、最近のメタルサウンドである
CHUG、Djentを意識した
TS9、SD-1wなどでギャリンと金属的な
ハリのある中音を強調した音
これを作るのに特化した
作りなのかな〜と思いました
こういう系統の音↓
先に貼ったGo Pro動画の録音においても
Xotic RC Boosterで厚みのある
中音域を足す
High Gainはアンプの音を使わず
BOSS DS-1w C Modeで作る
そして最後にTS9を足す
こんな感じでとにかく中音に質を上げていき
音作りをしてあげると
かなりまとまったいい音に仕上げることができました
対してK-7はその由来通り
KORN
LINKIN PARK
LIMP BIZKIT
SLOPKNOT
ここら辺の所謂
ニューメタル、モダンヘヴィネス
辺りを考慮したギターなので
かなり図太い低音やLOW MIDが出るという
FRIX7とは真逆のギターだったんです
この動画の後半でK-7の音出ししてます↓
こっちの動画はアンプがMG15R
尚且つちゃんとしたマイクで録音したので
音質に結構差が出てしまっていますが
上に書いたアーティストあたりの
音に近いのがわかるかと思います
ピックアップもより出力が高いものに変えたので
より一層そこら辺の音!って感じですね
このK-7の特徴は個人的主観だけでなく
過去にRecで使用した時に
エンジニアさんからも
「かなり低音がしっかり出てるね」と
称されていたほど!
まあ、色々とまとめますと・・・
全く真逆の特性のギターの
真価を発揮できていなかった
より効率の良い運用方法を
見つけることができなかった
そんなことがわかる1日でした!!
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