
どちらを主体に考えるか?
ギターを始めたての頃
私が一番難しく感じたことは
利き手ではない手の指で
複雑な動きをしなければならないこと
厳密に言えばフィンガリングは
指以外の部分の力も重要なんですけどね!

とは言え
日常生活ではまず行わないような
難しい動作を左手で行う
ということはかなりハードルが高く感じました
その当時は
「何故利き手と逆の手でこんな難しいことをするのか?」
と考えたものです
まあ結論から言ってしまえば
弦楽器は左手の運指よりも
右手のピッキングが重要と考えられていたから
なのだと思います!
(右利き前提の話ですが)
この方は別として↓

古今東西様々な文化の弦楽器が存在しますが
それらの大半は左手が運指
右手がピッキング
こういった共通の概念があります
琵琶法師なんかも顕著ですが
割と弦楽器って音程を奏でるよりも
リズム重視の演奏だったりします
昔の琵琶法師は音程よりも
一定のリズムを刻むことを目的として
琵琶を弾いていたそうですよ!
ギターの演奏も
ある程度運指の基礎ができてきたら
体に負荷がかかりにくい
しっかり弦を弾ける
頭に思い描いたリズムを再現できる
こういったピッキングを目指した方が
演奏力は上達します

演奏において求められることは
様々ありますが
個人的に今まで音楽活動をして思ったことは
超絶的なテクニックよりも
音のトーン
丁寧さ
聴き取りやすい音
こういった音の質感を重視した方が
良い楽曲や演奏に仕上げることができると考えてます
音色に関しては
ほぼピッキングでしか調整できませんからね
さらに弦楽器の場合は
ピッキングの質によって
音程のクオリティも変わってきます
そんなわけで
ある程度ギターとかベースをやってきて
少し伸び悩んできたらのなら
ピッキングの質が悪い可能性があります
で、そのピッキングの質を上げるためには
どこから見直すべきなのか?
こういった作業を繰り返していくと
新しく見えてくるものがありますよ!!
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