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なぜ邦楽はキメが多いのか?〜邦楽はドラムで崩壊していることが多い説〜



今回は邦楽に対してモヤっとしていること



私が日ごろ感じている疑問について書きたいと思います!


ただ、最終的には好みの問題なので

こういう意見もある


くらいに読んでいただけると幸いです・・・👀



 

日本人の大半は洋楽のリズムが分からない



本題に入る前にこれを押さえておきたいです



日本人は、全て日本語をもとにしたリズム

物事を捉えてしまいます



よく日本人が英語を話すと

日本人特有の訛りが強く出てしまいますよね?



その原因はカタカナに変換して発音してしまったり


子音ではなく母音にアクセントをおいているから



などが原因だと推測されます



こう言ったがそのまま音楽にも影響してしまい



実は上手く西洋音楽を演奏できていない



という人は案外多いです



 

一般的な音楽=西洋音楽 日本人=盆踊り



現代の音楽は、さまざまな音楽をルーツとしていますが



基本的に全て西洋音楽の解釈で使用されています



特にポピュラーミュージックは完全に西洋音楽です



しかし、邦楽は

よくも悪くも日本の要素が残っています



その中でも特に顕著なのが ”盆踊り”のリズムでしょう



結構現役で作曲家や演奏家をしている方でも



西洋的なフレーズやノリを

盆踊りのリズムで演奏してしまっている方は多いです



 

盆踊りのリズムと相性が最悪な楽器



さて! ここまできてようやく本題です



この盆踊りのリズムを使用することで

最も悪影響が出てしまう楽器が・・・



ドラム!!



正直なところ、音程のある楽器だと

まだなんとか誤魔化せる部分はあります



しかし



ドラム、もしくは打楽器に関して言いますと



正しいフォーム、正しい音を出せるようになるほど

無意識に西洋的なリズムになっていきます




あえて日本風に叩いたり、下手に叩かない限りは

他の楽器とは違って必ず西洋的なリズムになります



つまり、私が邦楽に感じる違和感というのは




リズムの要であるドラムは西洋的なリズム


これに対して、アクセントのことなった

盆踊りのリズムをドンドン追加して行っている



という状況になっている曲がかなり多いという点です



 

異なるアクセントが存在するデメリット




ピッチとは違って

ズレていても気にならないのがリズムの難しいところ


ピッチとは違った音の濁りもありますが



アンサンブル全体に締まりが無くなってしまいます



一応タイミング揃っているのですが

どうしてもパワーが分散してしまいます



このパワー不足を解消するため

キメをたくさん入れている



という印象を受けます



対して海外の曲は日本ほどキメがありません



なぜなら



普通に演奏していれば勝手にアクセントが揃って

自然と全てのフレーズがキメになるから



言うなれば

”曲全編に渡って常にキメを入れまくっている状態”



あえてキメを特別に用意するメリットがそんなにないんです



アンサンブル全体が一体となって存在するので

非常に力強く、余計なものを必要としません


 

以上、私が邦楽に感じている違和感でした!



まあ、結局のところ音楽は好みでしかありませんし

多くの人が現状の邦楽を楽しんでいることも事実


それ自体はいいことだと思いますし、否定もしません



しかし、それゆえに限界があるな〜っと

最近の曲を聴いていて感じました



まあ心の隅に留めておいていただけると幸いです😅




きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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