音源とライヴハウスの音で一番違うのってここだよね
- 霧切酢
- 7月7日
- 読了時間: 2分

敢えて言うのなら!!
ジャンルや時代によって
技術も手法も異なってくる
音源のミキシング
多分やったことない人からすれば
それぞれのパートを録音
音量やトーンを調整
こんくらいの認識かと思いますが
実際にはこの何倍もの
作業を経て音源に仕上げます
感覚的にはジオラマを組み立てる
作業に近いでしょうか
この前自分がちょろっと動画にまとめた
DTMの内容でも
結構初歩の段階のお話しなのです
ここら辺を掘り下げると
かなり長くなるので割愛しますけど
一番音源と生の演奏で
異なってくる部分は何か
これは知っておいて損はないかなと
まず答えから先に言ってしまいますが
私個人としては
Reverb、反響音
これの量が全く違うんですよ
特に日本の音源は
ドラムなど、一部の楽器は
意図的に天然のReverbを
収録するスタジオとかもありますが
基本的に反響音が入らない
デッドな環境で収録されます
防音設備を利用する理由がこれで
外部からの音を遮断すると言うより
鳴っている音を反響させない
外に漏らさない役目も持っています
宅録とかで歌を収録するときでも
リフレクションフィルターなる物を
利用して同様の効果を狙えます
マイクの周りのクッションみたいなやつ↓
これは最終的に各パートが
どこで演奏しているのか
ここに統一感を出すため
敢えて味付けしないというためですね
そしてここから
どんな空間で演奏しているかを
再現するためにReverbを使うのですが
最近の傾向としては
このReverb成分を抑え気味にする風潮があります
特に日本の音源はかなりガッツリと
Reverbをカットしがちなので
パッと聴いた感じでは
Reverb成分を感じないレベルまで
エフェクト量を抑えてます
更にもう少し難しいことを言いますと
ReverbにもEQをかけることで
無駄な反響音の帯域をカット可能
つまり、天然の反響音と比べて
質自体が別物であり
相当音が明瞭になってます
逆に言えってしまえば
ライブハウスなどのホールの反響音は
そういった効果を
いい具合に抑えることが無理なので
ものすごい音が不明瞭になります
(厳密にはもっと色々ありますが)
特に日本のライブハウスは
規模に対して演奏の音量が
相当デカいので反響しまくり
これが演奏や音作りに
どう関わってくるか・・・
考えるまでもありませんね
そんなわけで案外Reverbって
練習の段階でも使った方が良かったり
多めにかけた状態でも
ある程度明瞭に聞かせらる技術
これも結構大切になってきます
少し思い切ってAmpのReverbを
上げ目にしてみてもいいかも!?
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