
楽曲を構成していく作業!
今まで私が作曲家をしていて
長らく躓いていたポイントです😅
楽曲を作る上で色々経験したこと
身につくまでに最も時間がかかった
感覚などについて書いていきたいと思います!
楽曲制作には色々なスキルが必要!

今の時代ではパソコンさえあれば
ある程度楽曲を完成させることが可能です!
最近では、全く楽器が弾けなくても
作曲家デビューしちゃっている方もいるほど!
必ずしも
演奏スキル=楽曲制作能力ではない
ということですね
楽曲制作には、音楽の知識やスキル以外にも
1.楽曲の展開をまとめるスキル
2.演奏パートをまとめるスキル
3.立体的に音を組み立てていくスキル
これらそれぞれ異なる構成力がかなり重要になってきます!
楽曲の展開をまとめるスキルとは?

楽曲を作っていく作業というのは
言わば漫画やアニメのようなもの
演奏力 = 画力
キャラクター = メロディ
ストーリー = 楽曲の展開
みたいなイメージを私は持っています
「よく一枚絵は上手でも、漫画としては画力が低い」
なんて言葉も目にしますが
要するに、音楽もカッコいいフレーズを効果的に聴かせる演出
飽きないようにさせる展開
音楽にもこれらを考える力が求められてきます
印象に残るフレーズをずっとリピートしてみたり
いきなり景色が変わるような展開をしてみたり
こういった要素をしっかりと1曲の中に落とし込む力
これが作曲における楽曲の構成力と言えますね!
演奏スキルは高い方がいい?

楽器が弾けなくても曲は作れると言っても
演奏スキルが高いことで得られるメリットも
十分にあります!
例えば、生楽器の音色を使った
アンサンブル系の楽曲を制作する時などは顕著ですが
その楽器のセオリーや旨味
演奏上不可能なフレーズなども理解することが出来ます
また
譜面 ⇒ 演奏
演奏 ⇒ 譜面
という両方の視点から
楽器の特性を理解することが出来ます
打ち込みをやり始めた時に
一番困るのがこの辺りですからね😅
各楽器の特性をしっかりと理解して、アンサンブルを構成していく
この感覚を持つためには
演奏者としてのスキルが高いとより精度を上げることが出来ます
立体的に音楽を組み立てる感覚

これはミックスに関係してくる要素ですね
ずっと昔なら分業が当たり前だったので
作曲家はミキシングにノータッチでもOKでしたが
今の時代ではミックスも作曲の一部に含まれている
と言ってしまっても過言ではありません
それだけ近代の機材の技術も向上し
ミキシングで出来ることも増えてきたということですね
・まるで目の前で生の演奏を聴いているかのように
楽器を配置していくスキル
・独特な世界観を表現するためのエフェクト
音数やフレーズはシンプルでも
ミキシングに重点を置いて厚みを出す
なんて手法も今では珍しくありません
譜面や単体のフレーズから1つの世界観を表現する力
とも考えられますね
以上!私が作曲において
「こういったスキルが求められてくるな」
と感じたことをまとめてみました!
ミュージシャンとしての側面を持ちながら
プロデューサーや建築業のような視点も必要になってくるなと!
音楽以外の感覚も養って
楽しく楽曲を作っていきましょう!!
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