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新しい奏法や概念は海外のミュージシャンの方が多いのは何故か?

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大体海外からじゃない?



  • 個性的な奏法

  • 機材の運用方法


  • 楽曲のミックス

  • 楽曲の構成



こういった目新しいものの発祥って


大抵海外が多い印象があります



もちろん分母の数とか


元々日本人はグルーヴに関して

世界的にも不利な民族です



そういった事情もあるとは思いますが

そこを無視しても



新しいアプローチは

大体海外から輸入してます



音響技術なんかは数年前までは


30年くらい遅れているとさえ

言われていたとか



日本って比較的裕福で

娯楽に費やす時間も多い方なのに


どうしてなのかな〜と



漠然とそんな疑問を抱いていたのですが


自分の中でしっくりくる答えを

見つけるきっかけになった存在が



ヴィクター・ウッテン氏




このお方の演奏って


一般的なベースの範疇に

収まってないですよね?



ベースをベースとして扱ってないというか



我々日本人の漠然とした

ベーシストのイメージって



  • どっしりと低音を支える

  • アンサンブルでは地味

  • ルートをきっちり弾く

  • 縁の下の力持ち



こんな固定概念がありましたが

そういった固定概念に縛られていない



ベースと他のパートの境界線

いい意味で曖昧である



これがこの斬新なプレイの

根幹になっているのではないかと



よくよく思い返してみれば

他の著名なミュージシャンも


この傾向があるかなと思います




対して日本のミュージシャンって


結構セオリーみたいなの尊重する傾向があって


一般的に良くないとされることを

しっかり避けることも少なくない気がします



その代わり一定の品質

常に保たれるわけですからね



逆にここが日本の美徳と

呼べるでしょう



そしてこういった視点の違いって

ミキシングとかでもみられるんですよ


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海外は割とセオリーを無視したり

結果が良ければ過程は気にしない


みたいな傾向がありますけど

日本は一定の基準を多くの人が


守ってるように感じます



更にラップとかは別として

日本のミックスはボーカルがデカい


完全にボーカルパートだけを

特別視しているのは間違いないでしょう


こういったところからも

全パートの境界線が曖昧な印象が


他の国に比べて薄いようにも思えます




こんな具合に見返してみると


日本で新しい奏法やジャンルが

生まれにくいと言うのもなんだか納得



もっとも、現在日本は逆に


良い意味でも悪い意味でも

ガラパゴス状態でもあり


だからこそ育ってきたジャンルも

あったりするのも事実



既存のものや与えられた役割を

どんどん拡張していく技術



こっちの方に特化しているから

得て不得手の問題なのかもですね!

コメント


きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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