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一昔前くらいの音源の方が生々しくて好き

執筆者の写真: 霧切酢霧切酢


技術が向上するのは嬉しい!けど...



たまに古いアニメとか映画を見ると

使用されている楽曲も当然のことながら古く



今の技術で作られた楽曲と比較すると

圧倒的に汚い音なんです



特に昭和あたりの曲のクオリティなら

今なら個人のPCで作れてしまいそうな出来具合



当然ながら今みたいな優れた機材も無いし

高スペックPCもない時代


デジタル技術が進化した現代の音とは

根本的に異なる音なんですよね



しかし!


それがいい!!



単純な”音質”だけに焦点を当てれば敵いませんが



演奏者から伝わる臨場感だとか

スタジオの練習を切り取ったみたいな感覚


こういった要素は

昔の音源の方が感じられやすいんです



 



実際に自分でミキシングとかしたことがあると

わかる感覚なのですが



今の音源ってかなりガッツリ加工してます



特にドラムとボーカルは顕著



聴いた感じドラムにパワーが生まれて

迫力のある音になっていたり


正確なピッチ、タイミングのボーカルが聴けて

心地よい音は多くなったんですけど



機械で補っている部分が多いため

どうしても機械的に聞こえてきてしまいます



 


音源の媒体がCDから配信に変わったように



生演奏が聴けない代わりに楽しまれていた

というコンセプトから


音源だけで完結して楽しむもの



みたいに

音源への認識が変わってきたのかもしれません



音楽のビジネスモデルが変化してきたこととも

関係があるのかもしれませんね



 



詳しいことを書いていくと長くなってしまいますが



時代によって好まれる音も異なれば

流行りのミキシングもあります



一番わかりやすい例を挙げますと



昔の曲の方が全体的にリヴァーブが深く

最近の曲の方がドライな使い方



海外の曲では結構がっつりかけてる曲も

多いですけど!



ともあれ、今の時代昭和のようなリヴァーブの使い方は


  • 古臭い

  • ダサい


みたいなイメージが染み付いてしまっていますが



そういった偏見なしに

素直に音楽を聴いてみる



そうするとその音源の伝えたいことや

コンセプトみたいなのが言えてきて楽しかったりします



もし最近の曲しか聴いてこなかったのなら


一度新しい世界をのぞいてみる気持ちで

昔の曲を聴いてみると色々楽しいですよ!!






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きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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