PANTERAは音楽性だけでなく音源の音作りも斬新だった!
- 霧切酢
- 2024年1月1日
- 読了時間: 2分
音楽はジャンルと音作りが進化する!
新しいリズム
新しいハーモニー
新しい楽器の編成
新しい奏法
こういったプレイヤーの力によって
音楽のジャンルは進化してきましたが
もう一つ音楽の進化には
音源のミキシングの変化も大きい!!
勿論ギターのように機材やセッティングで
音を作ってきた歴史もありますけど
音源という媒体の進化も
音楽の発展に大きく影響を与えています
そういう目線で過去の音源を聴いてみると
色々発見があって面白いですよ!
で、個人的に色々と革新的だったなと思ってるのが
PANTERA!!
ジャンルとしてはモダンヘヴィネスの元祖と言いますか
スラッシュメタルの要素+力強いグルーヴ
また、テクニカルなギターが時代的に流行らなかった中
再びギターの輝きを取り戻した感じのバンドでした
特に今の時代ではそこまで珍しくないですが
切っ先が鋭い刃のような
ディストーションギター!
所謂ドンシャリ系のサウンドでありながら
しっかりと音圧も感じるミキシングになっています
また、おそらくはダブリングっぽい効果を利用した
音の広がりをギターに加えていると思われます
(モジュレーション系エフェクトかもですが...)
これはニューメタル、モダンヘヴィネス初期に
良く見受けられたミキシング方法で
ギターを単純に多重録音するのではなく
エフェクトで広がりを作る手法
LINKIN PARK
Evanescence
こういった後発のバンドの基礎を築いた
ミキシングが多く採用されているように思えます
後は何といっても
ドラムの音もかなりパワフルで
かなり音作りが進化しているのが分かります
もっとも本人の実力あってのものだと思いますがw
特に海外のミキシングでは
ドラムにかなり力を入れる傾向もあります
今はまた新しい手法が発見されていますが
それ以前の手法が結構詰まっています
日本のメタルバンドも
参考にされた方も多いのではないでしょうか!
そんなわけでPANTERAの音源を
ちょっと違う視点から見てみると面白いよ!
ということでした!!
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