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執筆者の写真霧切酢

初めのうちは自分の演奏、歌を録音して聴くと気持ち悪く聴こえる




録音は上達の近道!



このことは今まで何度か触れてきましたが


慣れないうちは自分の演奏や歌を聴き返してみると

結構戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか?



この言い知れないいや~な感覚との向き合い方を

解説していきたいと思います!



 

違和感=現実 であることが多い




練習環境を意識して練習できているか?



この辺りに原因が潜んでいたりします


例えば、ボーカル志望の方によく見られる傾向として



カラオケで歌っている感覚そのままで録音している



というケースがあります



以前別の記事でも書きましたが



  • 声が反響してピッチが不明瞭に聴こえる

  • 小さい声でも大きく拾ってくれる



などなど、カラオケで歌っている時は

自分の”歌の粗”が分かりにくくなります



ちなみに、バンド練習で爆音で演奏している時も

これと同様の現象が起きています😅



実際に録音してみると、そういった誤魔化しが無くなるので

本来の自分の実力がそのまま出ています



自分の脳内イメージと現実の実力とのギャップを感じて

違和感を感じてしまう



というケースが多いです


 

リズムの不安定さが原因?




リズムはピッチと同じか、それ以上にシビアです



意外とこれを知らない方は多い!



ピッチに関しては聴いていて割とわかりやすい方なので

結構気にする方は多いのですが



リズムには案外無頓着



という方は割といます


リズムもピッチ同様、ほんの僅かでもズレると

聴こえ方が大きく変わってしまうもの



ですが、 「大抵の方は大体合ってたらOK」

という認識も少なくありません



よくあるケースでは


「カラオケの音源」や「他のパートの楽器」に

もたれかかるように演奏してしまうこと



自分で演奏している分には

ある程度リズムがあって聴こえるのですが



大抵の場合は録音して聴いてみると

フレーズが自立していない、芯が無い演奏に聴こえます



理想的な演奏とは


他の楽器はある程度気にしつつ

リズムは自分の中で刻むこと


自分の中でリズムを刻んで演奏を自立させること



自分のパート単体で聴いてみても

しっかりと聴けるようにすることが大事です



 

自分の演奏(歌)を聴き返す感覚になれるのはダメ




自分の演奏や歌を録音して聴き返すということに

慣れていないだけ



という意見もありますが



個人的には下手に 「慣れよう!」

という感覚は危険だと思います



既にある程度実力がある場合は別ですが



大抵の場合は「実力不足を受け入れる」



ということに繋がりかねないからです



しっかりと基礎を固めていって

自分の出す音に磨きをかけていく



こうすることにより、自然と

自他ともに認められる音に変わってきます



”客観的に自分の音を聞いて違和感を感じなくなる”



これは


  1. 自分の

  2. 良い音を聞き分ける



これらが一定の基準をクリアするという意味で

1つの超えるべきハードルだと思います!








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きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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