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執筆者の写真霧切酢

速いフレーズをゆっくり弾いて練習しても半分くらい無意味



速いフレーズが弾けることの重要性



練習を重ねる事は大事ですが

練習の中身がもっと大事



普段の練習の質や

現在の実力を図るという意味において



ある程度早いフレーズが弾けるか

速い動作ができるか



ということは1つの指標になります


もちろんただテキトーに

メチャクチャに弾いてるだけではダメですが(笑



速いフレーズが弾ける=体の使い方が上手い



という前提条件が整っている可能性が高いため


速いフレーズを弾けるよう練習すると

手っ取り早く楽器の上達も見込めます




というわけで今回は


速く演奏する練習方法について

ポイントとなることを書いてみました!


(主にギターのお話です!)


 



”ゆっくり弾いて練習する”の意味




よく


「速いフレーズを弾く前にゆっくりのテンポで弾こう」



みたいな言葉を耳にしますが

半分正しくて半分正しくないな〜と感じます




そもそも速いフレーズが弾けないことの原因は



身体的理由と知識からくる理由の

2通りがあります



簡単に言ってしまえば


  1. 体が速い動作できる様になっているか

  2. どんなフレーズを弾くかわかっているか



つまり、”速いフレーズをゆっくり弾く”事は

どんなフレーズか知ることに特化した練習方法



運指の確認はできますが、その他に必要な


  • 速い動作に必要な条件

  • 運指に対して速く動作するコツ


こういった事が丸々抜けているので

これだけに時間をかけても無駄だったりします



 

というわけで


”ゆっくり弾く練習”というのは



あくまで運指の確認や

フレーズ自体を覚えるために行うこと



ある程度フレーズが覚えれたら今度は


その覚えたフレーズと速い動作を結びつける作業



これに移って行った方がいいでしょう!



 



分別して練習する




練習において重要になってくるのは



一度に多くのことを考えず

物事を細分化して見ていくこと



ザックリ言ってしまえば


右手と左手を分けて

片方に集中して練習を行うなど




ギターの演奏は右手と左手のシンクロが重要ですが


シンクロを意識しすぎて細かいフォームの

そのままになっているケースもあります



まずは片手ずつ


  • 速い動作ができるか

  • ゆっくりの動作〜速い動作での違いがあるか



などを確認してみるといいでしょう!



こういった意味では”ゆっくり弾く”ということも

細分化する作業の1つとも言えますね



 

この細分化の作業がどこまで出来るかによって

その後の成長は大きく変わってきますので



自分の練習風景を撮影してみたり

上手な人の演奏と比較してみたりしてみましょう!



 

というわけで


”速いフレーズをゆっくり弾く”というのは

あくまで練習の細分化の一端に過ぎないということ



これを意識しながら練習してみるといいでしょう!








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きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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