速いフレーズが弾けることの重要性
練習を重ねる事は大事ですが
練習の中身がもっと大事
普段の練習の質や
現在の実力を図るという意味において
ある程度早いフレーズが弾けるか
速い動作ができるか
ということは1つの指標になります
もちろんただテキトーに
メチャクチャに弾いてるだけではダメですが(笑
速いフレーズが弾ける=体の使い方が上手い
という前提条件が整っている可能性が高いため
速いフレーズを弾けるよう練習すると
手っ取り早く楽器の上達も見込めます
というわけで今回は
速く演奏する練習方法について
ポイントとなることを書いてみました!
(主にギターのお話です!)
”ゆっくり弾いて練習する”の意味
よく
「速いフレーズを弾く前にゆっくりのテンポで弾こう」
みたいな言葉を耳にしますが
半分正しくて半分正しくないな〜と感じます
そもそも速いフレーズが弾けないことの原因は
身体的理由と知識からくる理由の
2通りがあります
簡単に言ってしまえば
体が速い動作できる様になっているか
どんなフレーズを弾くかわかっているか
つまり、”速いフレーズをゆっくり弾く”事は
どんなフレーズか知ることに特化した練習方法
運指の確認はできますが、その他に必要な
速い動作に必要な条件
運指に対して速く動作するコツ
こういった事が丸々抜けているので
これだけに時間をかけても無駄だったりします
というわけで
”ゆっくり弾く練習”というのは
あくまで運指の確認や
フレーズ自体を覚えるために行うこと
ある程度フレーズが覚えれたら今度は
その覚えたフレーズと速い動作を結びつける作業
これに移って行った方がいいでしょう!
分別して練習する
練習において重要になってくるのは
一度に多くのことを考えず
物事を細分化して見ていくこと
ザックリ言ってしまえば
右手と左手を分けて
片方に集中して練習を行うなど
ギターの演奏は右手と左手のシンクロが重要ですが
シンクロを意識しすぎて細かいフォームの粗が
そのままになっているケースもあります
まずは片手ずつ
速い動作ができるか
ゆっくりの動作〜速い動作での違いがあるか
などを確認してみるといいでしょう!
こういった意味では”ゆっくり弾く”ということも
細分化する作業の1つとも言えますね
この細分化の作業がどこまで出来るかによって
その後の成長は大きく変わってきますので
自分の練習風景を撮影してみたり
上手な人の演奏と比較してみたりしてみましょう!
というわけで
”速いフレーズをゆっくり弾く”というのは
あくまで練習の細分化の一端に過ぎないということ
これを意識しながら練習してみるといいでしょう!
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