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プラグインと実機、どちらでチューブサウンドを作るか?




音に温かみを!



実は歪み系のプラグイン大好きな私



トップ画像みたいな、いかにも


「アナログの音を作っちゃいます!」



みたいなテープサチュレーターには目がありません


というより、EDMとかの思いっきりデジタルの音よりも

一昔前の少し音にダメージがある感じの音が好きなんです



しかし


最近になって実機にのプリアンプやバッファーを入手してからというもの

実機、プラグイン双方の良い所が見えてくるようになりました



 

音の良さは実機






私が所有しているのは


  1. Oz design

  2. BEHRINGER MIC2200 ULTRA GAIN PRO



この2つのみですが

音質では圧倒的に実機に軍配が上がると思います



音の違いとしては、何といっても


  • 付加される空気感

  • デジタル特有の硬い部分が丸くなる


と言った要素!



プラグインでも似たような音を再現しようとしているのですが



あくまでデジタルで録音された元の音の延長線



という印象がします


角ばった音の上から歪みの音を被せてると言いますか

結構ベタッとした質感はかわりません



プラグインでは精々風味を加えるくらいが限界で



奥行きのある空気感やまろやかな質感までは

完全に再現できないと思います


 

細かい調整はプラグイン





プラグインの優れている部分は



やはり調整の幅の広さ


勿論高価な実機でも多くの調整が出来るものがあるとは思いますが



  • 他の収録されたトラックとの相性を考えながら調整する

  • 最終的な調整として歪を加える



こういった使い方はプラグインにしかできません


特にテープ系のサチュレーターなら

テープノイズなども加えることもできますしね



実機では一度作った音を後から調整することは困難ですからね


思い切ってもっと歪を減らした方が良かった

という場合には実機では難しいです



そういった側面を考慮すると


元々原音を極端に変化させないTTBのような実機は

なかなか使い勝手がいい部類と言えますね



後は、ソフトの音源に歪みを加えるのなら

実機ではほぼ不可能なので


PCで楽曲を完結させたいという作曲方法なら

断然プラグインが有利になってきます




 

価格面



金銭面で言えば

大抵の場合プラグインの方が安く購入できます


プラグインの方がセールとかも頻繁にやってますしね

(円安時はちょい注意がいるかも)



私が購入してきたプラグインも

ほぼ全て5,000円前後だったはず



というか、大体のDAWソフトには

無料のバッファー系の歪みが入っていますからね


CUBASEも2つくらい入っていたと思います



対して実機の方は安くて1万円くらい

私の所持している機材で言えば


Oz design 約6万円

MIC2200 約2万3000円


となかなかのお値段...



予算に限りがある人なら

少し躊躇してしまう金額ですね!



 

しかし!


プラグインには沼要素があります



そこそこお手頃価格だし、取りあえず買ってみたものの



「思ってた効果と少し違うな」


「これの方がもっといい音かも」


「これとこれ組み合わせたらもっと音が良くなるかも」



みたいな勢いで

ドンドン新しいのを買い足してしまうケースがあります


DTMやってる人なら分かってくれるはず!ww



そうなってくると、1つの金額はお手頃でも



気が付けば数万円吹っ飛ぶなんてザラです



人によっては実機買うお値段と同じかそれ以上に

お金がかかってしまうなんてことも・・・



個人的には色々プラグイン買うよりも


「実機のプリアンプ、バッファー1つ買ったら納得」


という感想に落ち着きました



 

個人的には、自身で楽器の演奏が出来るのなら

少々出費がかさんでも実機がおすすめ!



最終的には両方を上手く組み合わせたりして

より納得のいく質感を目指すのがベストですけどね



自分に合ったスタイルで

機材を選択していきましょー!!




きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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