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執筆者の写真霧切酢

ウルトラマンとゴジラは昔戦ったことがある



2大スターが夢の競演?



シン・ゴジラ

シン・ウルトラマン



両者とも最近公開された

過去の特撮作品のリメイク映画



日本人ならほとんどの方が

名前だけでも知っている作品ですね



この両作品の主役であるウルトラマンとゴジラが

過去に戦ったということは実はそんな知られてなかったりします



 



コイツです



コイツです・・・



こいつゴジラです



ネタでもなく


過去のゴジラの着ぐるみを

そのまま使いまわした怪獣キャラ



名前は「ジラース」


完全に狙ってつけてます



ペイントを変えて首に襟巻をつけたと

公式が発表していました



ちなみに戦闘中にジラースの首の襟巻は

ウルトラマンによってはぎとられます



おそらく後からつけたから

取れやすかったのでしょうね



勝敗は言わずもがなウルトラマンの圧勝



 




シン・ウルトラマンで出てきたアイツ



シン・ウルトラマン本編開始直ぐに

「ゴメス」なる禍威獣が出てきます



姿といい、歩き方といい

完全にシン・ゴジラそのもののキャラクター



おそらくこれはジラースの件をオマージュした

禍威獣の造形にしたのかな?


と思わなくもないです



もっとも「ゴメス」の方は

人間の手によって倒されてしまいましたが



 



ウルトラマンはドジっ子



ウルトラマンは公式に設定された

結構なドジキャラ



今となってはさして珍しい設定ではありませんが

実は当時としてはかなり攻めた試みだったりします



昔は


ヒーローキャラ=完璧な存在



みたいな風潮があったので

「ヒーローに”隙”みたいなのが無い方がいい」


みたいな認識がありました



しかしながら、製作スタッフがちょっとした遊び心で



ウルトラマンが変身する時に使用するカプセルを

スプーンと間違えて使おうとするシーンを挿入



当時めちゃくちゃ議論になったそうですが

結局このシーンを採用することになりました



その結果


「ヒーローにも人間っぽい“隙”があっていいじゃない」



みたいな認識を広めるきっかけになりました



そんなこんなでウルトラマンって

結構遊び心を追求した作品だったりするので


こうしたオマージュキャラも

遊び心でやったのでは?と考えてます


というより


そもそもウルトラマンが自分のうっかり

人の命を奪ってるのは内緒



 

シン・ウルトラマンこと「リピアー」さんは

割と人間と融合してから人間への配慮が感じられましたが



初代ウルトラマンは割と自由



怪獣を倒してくれるのはいいものの

大抵街も一緒に破壊してそのまま帰ります


派手に暴れて結構な被害を出してますが

人間からは絶大な人気



怪獣にも容赦がなく


八つ裂き光輪で相手をバラバラにした後

きっちりスペシウム光線で爆破する徹底ぶり



そんな危うい魅力があるからこそ

ちょっとした”隙”も許されるのです



 

ちなみにウルトラマンの由来は

アメリカンヒーローの「スーパーマン」から


スーパー→ウルトラと変換した

オマージュ名だったりします



こういった経緯を考えると

割とウルトラマンっておふざけ要素の多い作品なのかもしれません



対して「シン・ウルトラマン」リピアーさんは

割と真面目なシーンが多いので優等生的に見えますね



まあ、昭和のノリと令和のノリの違いといった所でしょうか!




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きりぎりす@る〜む

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