某有名ドラマーの炎上と権利に関するお話
- 霧切酢
- 8月10日
- 読了時間: 3分

風物詩味がある
日本を代表する伝説的なバンドの
ドラマーさん
というよりバンド自体をオマージュした
演出とがアニメで公開された
それにこのドラマーさんが反応して
騒動に発展した感じですね
「権利的に大丈夫か」みたいな
声明も出してたと思います
まあにわかな自分がみても
一発で意識してるな〜と
理解できるレベルでは
色々と寄せてたと思います
そして件のドラマーさんは
事前に全く連絡がなかったため
ちょっと驚いた、みたいな
反応をしてしまったようです
問題はその驚き方が
少々過剰に見えてしまったというか
世間が求める対応と違ってた
そんな感じでしょうか
昔からこの人を知る人としては
少しマイナスに写ったようですね
自分としては良くも悪くも
「乗っかり方が下手だった」
くらいにしか思えませんでしたけど
批判する声もわからなくはないです
しかしながら、結果としては
アニメ側もドラマーさん側も
世間から注目を集めたのは事実
そう言った意味では
アリな対応だったのかもしれませんね
とまあ、これ以上のことを書くと
双方のファンから怒られそうなので
ここまでにしておきたいんですけど
個人的に少し気になったのは
著作権、権利関係のお話

今回のアニメの演出や曲が権利的にどうか?
そんな話が出たわけですけど
ほぼ大丈夫だと思うけど
実際のところ分からん
そもそも著作権侵害って
立証するのが難しいですからね
だから今回の件も問題にならないと思いますが
実際に裁判とかしないと分からんもんです
曲単体ってよりかは
トータルでの話っぽいですし
それよりも自分が気になったのは
世間の著作権などの
権利関係の知識の低さ
意識の低さとも言えますでしょうか
今回の件について
「ソニーミュージック側が曲の権利を持ってる」
「アニメ制作側もその傘下だから無問題」
みたいな意見もちらほらみたんですけど
基本的に音楽レーベルが
楽曲全ての権利を持つことはないです
大抵の場合は原盤権とか呼ばれている
一部の権利だったりします
そのほかの権利はJASRACに
作家が委託する
だから曲を作った人には
ほとんど権利が残ってないんですよね
調べてみたところ例の曲も
JASRACが管理してました
そこを全部すっ飛ばして
「レーベルが全部管理してる!」
みたいに思ってる人が意外と多いんだな〜と
さらに言ってしまうと
「弾いてみた動画」なんかでも
本家の曲堂々と使ってる人が
まあ多いこと
YouTubeでも厳密にはダメですし
Xではカバー演奏も本来NG
でも、そのことを知らない人が
めっちゃ多いです
もちろん趣味程度なら多少はと思いますけど
普通に音楽で商売してる人が
堂々とやってるのも見かけます
もちろん引用という方法で
OKになるケースもありますけど
そもそも引用も条件がある上
音源流して演奏してる動画のリプで
本家の曲はこれ!
みたいに曲のURL貼っただけだと
引用に該当しない可能性は高いです
(本家への依存度が高いため)
こんなことが日常的に行われるなら
権利に対する意識なんてそりゃ低いよねと
だから何だ、という話なんですけど
そんな権利を軽視する風潮が
当たり前になっている状態で
権利を持った人、作品を作った人
こういう人が意見を言うことに
厳しくなってないかなと
今回の件も「もっと寛容な対応をすべき」
こう言う意見もありましたが
そこまでキツい対応でもないのに
騒ぎすぎじゃなかなと
(下手だなとは思いましたが)
まああんまり言い過ぎると
やはり良くない気はしますので
とりあえずお話はここまで!
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