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ULTRASONE Signature MASTERの音質や使用感をレビューしてみる





モニターヘッドホンの中でも

ハイエンドの部類に入る本製品!


巷では


まるで


モニタースピーカーで聴いているかのような

音質を楽しむことが出来る


みたいな触れ込みがあるとかないとか・・・



購入して1年くらい使っていましたので

使用感や音質についてレビューしたいと思います!




 

ヘッドホンなので

サンプル音源を用意することも出来ないので


取り敢えず私の印象を文字のみで解説させていただきますと



  • 音の傾向はYAMAHAのヘッドホンに近い

  • YAMAHAより音がかなり明瞭

  • PANの定位がわかりやすい(左右上下)

  • 音の距離感を感じやすい



ザッとこんな感じでしょうか!!




YAMAHAのヘッドホンは2つほど使ってきましたが

音のフラットさや癖のない感じがにています


ただ、YAMAHAの方が全体的に

解像度が低い印象がありますね




まあ値段も値段なので(約12万円)

基本的なスペックが高いのは当然ですが



おそらく

距離感を感じやすい部分



これがこのヘッドホンの目玉なのかな〜と



この距離感の再現性が

「スピーカーのような質感」の


評価に関わっている気がします!!

 

この「距離感」とは何ぞや?

ということなのですが



よくあるモニターヘッドホン、イヤホンの傾向で

音が耳元に張り付いたように聴こえる




というものが多いです

まあ、モニターとしての役割としては間違っていないですね


SONYの例のアレとかも


細かなノイズやミスを発見しやすいように作られているので

全体の空間を感じ取りにくいです



ULTRASONEの場合はその張り付き感がなくて

音源全体の空間を把握しやすいです



勿論相対的に距離感を感じる音なのですが


音の解像度が抜群なので

聞き取りに関して不便さを感じることはありません



 

基本的に私は楽曲制作をする際には


MONKEY BANANAという

スピーカーを使用していますが





ここぞという仕上げの時は

このULTRASONEを使っています



私自身スピーカーの再生環境が

十分に整っているわけではないこともそうですが



より細かい部分を詰めるには

こちらの方がやりやすい感じます




本物のスピーカーと比較すると

確かに微妙な質感は異なりますが


スピーカーとの差をあまり感じないくらいの音質

という感じです!



スピーカーで音を流せない代わりに

これでミックスとかを完結させてもいいかもしれません


 

唯一のデメリット!




音質は申し分なくすごくお勧めなのですが・・・



とにかく重い!!



私は数分つけてるだけで

首、肩が疲れます(笑



なので


  • 長時間つけてられない

  • 録音時のモニターヘッドホンとして使えない


みたいな不便さはあります



最も鍛えてる方は大丈夫かもしれませんが!



 

というわけで重量くらいしかデメリットはありませんが



スピーカーを導入できない人や

ヘッドホンだけしか買えない人には


むしろ結果的にコスパが良い機材だと思います!


是非機会があればお試しあれ!!






きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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