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YAMAHA "THR5”をオーディオインターフェイスとして使う方法!!

更新日:2023年7月1日



これ一台でギターの宅録ができる



小型のアンプとしても超優秀なアンプ


YAMHA "THR5"!



以前別の記事でもご紹介しましたが


音質面においても

これ一台で大抵の楽曲が弾ける優れもの!



前回の記事ではあくまで

一台のアンプとして 評価しましたが


もう一つTHR5には

現代のギタリストに欠かせない機能もついています!



 

オーディオインターフェイスとして使える





早い話これで録音ができる!



DTMなどに触れたことがない人にとって


そもそもギターの録音に必要なものがわからない



という問題が出てくると思いますが


詳しい音響機材の知識がなくても

これ一台で割と大抵のことができます



要するに、THR5には


PCに繋げることでギターの録音機器として使える

機能があるので、その機能で録音する



という流れになります



まさにDTM初心者ギタリストに

もってこいのアンプというわけですね!



オーディオインターフェイスについての詳細は

こちらの記事に書いていますのでよろしければご参照を!







 

必要な物!



・USBケーブル


・ドライバー


・エディター(任意)




基本的にこの2点があればOK!




まずはアンプ背面にあるUSB端子から



THR5 → PC



となるように接続します





この規格に合うタイプのケーブルが必要です!



Macbookなどの規格が合わない場合は

変換端子を間に挟んでもOKです




で、この状態のままでは


PC側がTHR5の存在を認識できないので

PCに認識させるためのドライバーをインストールします



YAMAHAのHPに行くと


それぞれの製品に必要なドライバーを

インストールすることができます↓




ここから自分のPCにあったドライバーを

インストールすればOK!


エディターが必要な人は一緒にここで

ダウンロードしておきましょう!




で、一点注意点なのですが


Macを使用されている場合ですと

セキュリティの観点からロックがかかります



【システム設定】→【プライバシーとセキュリティ】

の手順で設定画面に行き


”THR5"の使用を許可してあげればOK!




ドライバーをインストールすると

自動で飛んでいくこともできるので


よくわからない人はそこで飛んじゃいましょう!



ぼっちちゃんファンならMacbook派が多いと思いますので

覚えておきたい設定です



 

エディターについて



エディターとは


PC側でアンプの調整をするための機能!



インストールすると

こんな感じのアンプ調整画面が使えるようになります




ぶっちゃけアンプ側のツマミは簡易的なもので



細かい音作りはこのエディターを使用して行います



エフェクトの量も多いですし

EQも細かく設定可能


何より、キャビネットの種類を変更できるので

さらに多彩な音を作ることができます



勿論DAWソフト側である程度調整はできますが

持っておいて損はない機能でしょう!



 

CUBASEで使ってみる





では早速録音してみましょう!



1.まずは"THR5"をPCに接続、本体の電源を入れます



2.Macの場合


【システム設定】→【サウンド】から

入力、出力を"THR5"に指定する



3.CUBASEを起動する



4.【VSTオーディオシステム】項目の

 ASIOドライバーを"THR5"にする




ちゃんと接続されているか

念の為「オーディオコネクション」を確認






あとはAudioトラックを作成して

RecすればOKです!





実際に録音してみました↓




 

ちなみに


THR5をオーディオインターフェイスとして使用する時


”MASTER" がアンプ本体の音量

”VOLUME" が返しのギターの音量として機能します




要するに実際に録音する音量そ”MASTER"で決めて

"VOLUME"で自分が聴くためのギターの音量を調整する


"MASTER"でしっかりと音量を稼いで

他の音とのバランスを"VOLUME"で調整するといいでしょう



 


THR5の弱点





唯一のTRH5の欠点として



音量の調整が出来るのはギターの音量のみ


他の楽器や音源、動画などの音量は

再生媒体側で音量調整するしかありません



つまり、常にスピーカーの音量がMAXの状態

スピーカー側で変更できない仕様


例えばCUBASEなら


マスタートラックの音量を上げ下げしたり

他のトラックの音量を調整する必要があります



まあ、最近の媒体は何かしら調整が出来るので

実質問題はないと言えばないのですが...


普通のオーディオインターフェイスと比べると

少々不便といったところ



正にギター収録用のための機能と言ったところですね



 

小型アンプ、持ち運び用アンプ機能に加えて


宅録にも強い味方の"THR5"!!



なかなかに音質も良いので

最初のうちは十分これでやっていけそうです!



さらに音質を上げたいときは


プリアンプやバッファーをTHR5の前にかませば

結構いい感じになりますよ!



それでは今回はこの辺で〜!!





きりぎりす@る〜む

        DOGRA MAGRA

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